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【2022年】おすすめのインデックス投資はコレだ!【コストを抑え利益を最大にする方法】

インデックス投資は長期的に安定したリターンを得られる優れた投資方法です。

長期投資であるからこそ、複利の恩恵を受けるために今すぐにでも始めたい投資なのですが、ひとつだけ問題があります。

それは"投資商品の種類の豊富さ"です。

せっかくインデックス投資を始めようとしたのに種類が豊富すぎて一体どれを購入したらいいのか分からない…これでは、インデックス投資の「初心者でも簡単に投資できる」というメリットが意味をなさなくなってしまいます。

そこで今回は私がオススメするインデックス投資の方法と、購入する銘柄の選び方について紹介・解説していきます。

この記事を読んで分かること

  • おすすめのインデックス投資方法
  • インデックス投資の銘柄の選定
  • 開設すべき口座

インデックス投資について知りたいという方はこちらの記事で解説しています。

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おすすめのインデックス投資方法

結論から言うと、「手数料の安いETFか投資信託でS&P500を積み立てて行く」というのが最もオススメできるシンプルな方法です。

どうしてS&P500なの?

株式市場の時価総額は米国が最も大きく、S&Pはその米国株の上位500銘柄を指標としているからです。

日経平均やTOPIXでインデックス投資を始めようとする人がいますが、これはいけません

2021年7月末時点で世界中の株式の時価総額を合わせると116.1兆ドルになります。では日本の株式時価総額はいくらくらいなのかというと、たったの6.7兆ドルなんです。

一方アメリカの株式時価総額は50.4兆ドルで実に世界の43.4%を占めています。つまり、日本の7倍の規模があるということですね。

だからといって7倍儲かるというワケではありませんが、少なくとも日本の株式市場よりも経済成長しやすい環境であると言えるでしょう。

S&P500は、そんな米国株式市場から主要な500社をピックアップして指数化したものであり、言うなればアメリカの優良企業500社に分散投資できるインデックスです。

「アメリカの会社のことを知らないけど大丈夫?」と心配になるかもしれませんが、全く問題ありません。ここでインデックス投資のメリットである「知識・経験ゼロでOK」が活きてきます。

もし500社のうち1社がやらかして業績が悪化したとしても、その1社が自動的にS&P500からはじき出され、代わりの優良企業が1社新たに組み込まれるだけで、あなたが何かする必要はありません。

日本の株式市場に投資すべきでないもうひとつの理由

実は日本の株式市場に投資すべきでない理由がもう一つあります。それは日本の人口が減り始めているということです。

(出典:Data Commons プレイス エクスプローラ )

人口のグラフが近年になってわずかに下がっているのが分かるでしょうか?人口増加率のグラフのほうが分かりやすいですね。2011年あたりから0%を下回っています。

経済の成長というものは人口の増加とともに起こります。これは別に人口と経済成長率の推移を見比べなくても感覚的に理解できる話ですよね。

インデックス投資は経済の成長にかける投資ですから、経済成長しにくい材料があると判断できる市場に投資してはいけないんです。

ETFか?投資信託か?

投資信託は手数料が高くてオススメできない!というのが少し前までの結論だったのですが、インデックス投資に関しては手数料の安い投資信託が揃ってきており、必ずしもETFが勝っているとは言えなくなってきました。

例えばS&Pをインデックスとする最も手数料の安いETFは「上場インデックスファンド米国株式(S&P500)」で信託報酬は0.06%/年ですが、投資信託である「SBI・V・S&P500」の信託報酬は0.0938%/年です。

ここでETFは株式と同様に購入時に手数料がかかってきますが、投資信託にはノーロード(買付手数料無料)銘柄も多数あり、「SBI・V・S&P500」もそのひとつです。

どちらのほうが安いかは運用年月や元金、証券会社に支払う買付手数料まで考慮しなければならないため、人によって異なるというわけです。

新興国銘柄を混ぜるのもオススメ

よりリスクを取ってリターンを狙いにいくのであれば、S&P500だけではなく新興国のインデックス投資を混ぜるのも良いでしょう。

その際も重要なことは今後人口が増加しそうな地域を選ぶことと、目先の値上がり・値下がりに一喜一憂しないことです。

インデックス投資の銘柄の選定

インデックス投資の銘柄の選定方法は、手数料(信託報酬)の安い順に並べて上から取っていく、これだけです。

既にS&P500に投資すべきという結論が出ていますので、これを指標としている銘柄で手数料の安いものをいくつか紹介します。

銘柄 信託報酬(%/年)
ETF 上場インデックスファンド米国株式(S&P500) 0.06
SPDR S&P500 ETF 0.06
上場インデックスファンド米国株式(S&P500)為替ヘッジあり 0.06
投資信託 SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 0.0938
三菱UFJ国際-eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.0968

これらは全てS&P500を指標としているので、複数種類を購入する必要はありません。ぶっちゃけどれも同じです。

名前が気に入ったとかそういう理由でも構いませんので、どれかひとつ選んで購入しましょう。

インデックス投資で開設すべき口座

ETFだろうが投資信託だろうが、まずは投資するための証券口座が無ければ始まりません。

世の中に証券会社はたくさんありますが、インデックス投資に向いている証券会社はズバリ、SBI証券です。

SBI証券のアクティブプランならETF購入の手数料無料

SBI証券の「アクティブプラン」なら、1日の約定代金合計が100万円まで買付手数料が無料です。つまり、ETFの購入額を1日100万円までにしておけば手数料がかからないということです。

ぶっちゃけこの仕組み、ETFの積立投資であれば手数料永久無料みたいなもんです。

これが株式なら1単元購入するために100万円以上かかる銘柄もありますから、もうひとつのプランである「スタンダードプラン」と比較検討する必要がありますが、少なくとも上で紹介したETFに関しては1単元購入するのに100万もかかりません。

SBI証券は手数料の低い投資信託に力を入れている

また、SBI証券は「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」を始め、手数料の低い投資信託を多く取り扱っているという特徴があります。

とはいってもインデックス投資は一つの銘柄を購入すればいいだけなので、取り扱いが多くてもメリットは無いのでは…?と思うかもしれません。

しかしこれはSBI証券が"手数料の低い投資信託に力を入れている"ことの証左であるとも考えられます。

今後、手数料の低い優れた投資信託が現れたとき、SBI証券がいち早く取り扱ってくれる可能性は高いでしょう。

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